新井宿城

新井宿城あらいじゅくじょう
東京都大田区山王3丁目
Mapion

--善慶寺・背後の山が比定地--
別名       
交通 JR京浜東北線「大森駅」から徒歩10分。
築城年代 戦国時代
築城者 梶原氏
形式 平山城
主な城主 梶原日向守
新井宿城に関する記録は見当たらないが、「小田原衆所領役帳」に新井宿村は梶原日向守が51貫文の役高を有していた事がみえる。
善慶寺裏山、熊野神社周辺が比定地であるが、付近は宅地化され遺構は残されていない。
江戸時代の新井宿村は、徳川家康の関東入封から幕末に至るまで、旗本木原氏が領し、善慶寺境内には延宝年間に領主の圧政に苦しむ村民を代表し、直訴しようとしたが処刑された6人衆の墓が立つ。

参考文献 「東京都遺跡地図 HP」
                「武蔵の古城址 武蔵野郷土史刊行会」
              「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2009年8月