エンルムチャシ

エンルムチャシえんるむちゃし
北海道様似郡様似町会所町
Mapion

--チャシ跡標柱--
別名      
交通 JR日高本線「様似駅」から徒歩20分。
築城年代       
築城者 様似アイヌ、又は十勝アイヌ
形式 丘先式
主な城主 様似アイヌ、又は十勝アイヌ
十勝アイヌが様似(シャマニ)アイヌを攻めた際、観音山に籠もる様似アイヌに対し、十勝アイヌがエンルム岬に急造したものといわれるが、他にも伝承が残されており、築城者・年代については明らかでない。
江戸時代に入るとエンルム岬は東蝦夷の交易拠点の一つとなり、1799年(寛政11)江戸幕府はこの地に会所を設け、現在も会所町の地名が残されている。
エンルム岬にはエンルムチャシ跡標柱が立つが、柵が設けてあり、自由に歩く事が出来ず、遺構は確認出来ない。北麓、様似郷土館前には様似会所跡碑が立てられている。
北東からエンルム岬遠望 エンルム岬西側斜面 エンルム岬から北側
中央に見える山は観音山
エンルム岬から北東、様似町方面 北麓に立つ様似会所跡碑 観音山から見るエンルム岬

参考文献  「アイヌ伝承と砦 北方新書」
              「北海道・沖縄の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年9月