公所堀の内屋敷

公所堀の内屋敷ぐそほりのうちやしき
神奈川県平塚市公所
Mapion

--北東隅に立つ案内板--
別名 公所ほんの内屋敷
交通 JR東海道本線「平塚駅」からバス「公所」下車。
築城年代 室町時代末期
築城者 大藤氏または端山氏か
形式 屋敷
主な城主       
公所の地は古来より交通の要地であった。「公所」(くしょ・ぐしょ)とは役所や関所の所在地をいい、課役の公事(税)を徴収した所から「公所」の字があてられたといわれる。その由来については後北条氏時代、直轄地であったこの地に土地の有力者を代官として任命して治めさせた所=公所という説と江戸時代に代官の手代の詰所が置かれ水田の稲を検見したり、収穫の取立てに当たって御役目所になった事から公所になったという説がある。
かつては土塁や堀が残されていたというが現在遺構は確認出来ない。

参考文献 「現地案内板」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年4月