八幡塚砦

八幡塚砦はちまんづかとりで
東京都大田区東六郷3丁目
Mapion

--六郷神社--
別名  
交通 京急本線「六郷土手駅」から徒歩10分。
築城年代 1558〜70年(永禄年間)
築城者 行方明連
形式
主な城主 行方明連
1569年(永禄12)武田信玄が小田原城を攻める為、関東に侵攻した際、六郷の地頭であった行方弾正明連はこの八幡塚砦に拠り、橋(六郷橋か)を焼き落として抵抗したという。しかし信玄がこの地を通ったとは言い難く、史実とはいえない。
桓武平氏の流れを汲む行方氏は、常陸国行方郡の出で、はじめ上杉氏に仕え、その後北条氏に仕えたといわれる。
遺構は無いが、境内には地名の起こりとなった八幡塚がある。

参考文献 「日本城郭全集 人物往来社」
            「武蔵の古城址 武蔵野郷土史刊行会」

訪城回数 1
2008年6月