広田館

広田館ひろたやかた
長野県長野市稲里町田牧
Mapion

--東昌寺裏に残る土塁--
別名 広田城
交通 JR信越本線「今井駅」から徒歩30分。
築城年代 1400年(応永7)頃
築城者 広田氏
形式
主な城主 大日向佐渡守直長
1400年(応永7)頃、現在の広田・藤牧の地を領した広田氏の居館とされる。その後藤牧氏が継ぐが、室町時代末期、藤牧弥之助は中野市桜沢に移った。
1552年(天文21)頃、武田信玄はこの旧居館を築き直し武田方の砦として広田城とした。城主に大日向佐渡守直長が置かれ、現在残る土塁はこの時のものと考えられる。
東昌寺から昌龍寺付近までが城域とされ、昌龍寺付近には堀跡と思われる水路が流れている。

参考文献 「現地案内板」
                    「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年10月