ホイナシリチャシ

ホイナシリチャシほいなしりちゃし
北海道日高郡新ひだか町静内入船
Mapion
案内板地図

西麓を流れる静内川対岸から遠望
別名 入舟チャシ
交通 JR日高本線「静内駅」から徒歩40分。
築城年代 1661〜73年(寛文年間)
築城者 シャクシャイン
形式 丘先式
主な城主 シャクシャイン
1661〜73年(寛文年間)シベチャリチャシを拠点とするメナシクル(東方)首長シャクシャインが、シュムクル(西方)首長オニビシとの抗争の中、支砦として築いたとされる。伝承によるとシャクシャインの末弟トンギャマは「金比羅神社の砦」に居り、オニビシ方に攻められ、焼かれたとされるが、この「金比羅神社の砦」がホイナシリチャシに比定される。
シベチャリチャシ跡である真歌公園から西南に位置し、静内灯台横に入口・案内がある。地続きは二重空堀で遮断し、その先の平坦地が主郭と思われる。ここから北の尾根にも一条空堀が確認出来る。
静内灯台
奥にチャシ跡がある
入口・案内板 二重空堀
主郭 主郭北空堀 北尾根から静内川河口付近の眺め

参考文献 「現地案内板」
                     「北海道・沖縄の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年9月