法林寺館

法林寺館ほうりんじやかた
東京都あきる野市小川東2丁目
Mapion

--法林寺--
別名         
交通 JR五日市線「東秋留駅」から徒歩20分。
築城年代     
築城者 大石信重か
形式
主な城主 大石氏
この地は官営の牧場、「小川牧」のあった場所と考えられており、開発領主である小川氏や二宮氏の根拠地となっていた。
その後1356年(延文1)鎌倉公方足利基氏から入間・多摩郡の内十三郷を与えられた大石信重は二宮に本拠を置いたとされ、その居館として小川城二宮城が考えられているが、現在法林寺が建つ地には土塁が残されており、この地も比定地の一つとされている。
法林寺東に隣接する寺前公園に土塁が綺麗に残されている。この土塁はかつて法林寺山門前まで延びていたといい、また付近は湿地に囲まれていたようだが、現在は宅地化により一変している。
法林寺に隣接する寺前公園 北東部土塁 南西、東秋川橋から遠望

 参考文献  「多摩丘陵の古城址 有峰書店新社」
        「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年2月