今井環濠

今井環濠いまいかんごう
奈良県橿原市今井町3丁目
Mapion
西口門地図

--西口門付近に残る環濠--
別名 今井寺内
交通 近鉄橿原線「八木西口駅」から徒歩10分。
築城年代 戦国時代末期
築城者 今井兵部
形式 環濠寺内町
主な城主 今井兵部
今井は国民今井氏の居た今井荘の地で、1532〜55年(天文年間)本願寺の一家衆今井兵部卿豊寿が今井一向宗道場に迎えられ、一向宗寺内町は発足した。一説に1573年(天正1)近江国から来た河瀬兵部が今井に入って称念寺を建てたという。
1575年(天正3)本願寺が織田信長に降ると、今井も降伏を許された。
周囲を濠と土居で囲み、9つの門を開いた環濠集落で、現在称念寺南にあった南口には門が復元され、また春日神社背後には二重の環濠が残されている。

参考文献 「現地案内板」
                          「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 1
2009年9月