石岡城

石岡城いしおかじょう
茨城県石岡市貝地1丁目
Mapion

--空堀--
別名 外城
交通 JR常磐線「石岡駅」から徒歩20分。
築城年代 1214年(建保2)
築城者 大掾資幹
形式 平山城
主な城主 大掾氏
1214年(建保2)常陸大掾を継承し、常陸国衙で政務を執っていた大掾資幹が鎌倉幕府より府中の地頭職を与えられ、この地に居館を構えた事に始まるといわれる。
その後大掾氏の拠点として城郭が整備されるが、1346〜70年(正平年間)大掾詮国の時、常陸国衙を拡張して府中城を築き、本拠を移すと石岡城は「外城」と呼ばれたという。
大掾氏が府中城に移った後、「外城」の城主として石岡某・札掛兵部之助・田島大学等の名が見え、1590年(天正18)大掾氏滅亡と共に「外城」も廃城となった。
かつての城主であった札掛氏を祀る札掛大明神・岡田稲荷神社付近が本丸跡とされ、周辺に土塁や空堀が僅かに残されている。
岡田稲荷神社・札掛大明神 空堀 土塁

参考文献 「現地案内板」 
                         「茨城・栃木・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2018年3月