岩原城

岩原城いわはらじょう
神奈川県南足柄市岩原
Mapion

--大森氏頼(寄栖庵)墓--
別名  
交通 伊豆箱根鉄道大雄山線「岩原駅」から徒歩15分。
築城年代 室町時代
築城者 大森頼春
形式
主な城主 大森氏頼
1374年(応安7)頃から1495年(明応4)にかけての大森氏累代の居城で、小田原城と共に足柄一帯を押える本拠であった。
1416年(応永23)上杉禅秀の乱以後、大森氏は着実に力を伸ばし、特に氏頼は太田道灌と並び称される程の名将で、大森氏最盛期を築き、その勢力は西相模まで及んだ。
その後氏頼は藤頼に家督を譲ると寄栖庵と号して岩原城に隠居し、1494年(明応3)没した。
1945年(明応4)北条早雲が小田原城を攻略した際、岩原城も落城した。
往時には周囲約1キロの堀が廻らされ、有事の際には太刀洗川上流から水が引き込まれる仕組みになっていた。
薬師堂
大森氏の守り本尊といわれる
八幡神社(八幡宮郭) 取水堰(沢水)跡
埋め立てられ道路になっている

参考文献 「現地案内板」
                     「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
                  「神奈川の城上巻 朝日ソノラマ」
訪城回数 1
2008年9月