岩松館

岩松館いわまつやかた
群馬県太田市岩松町
Mapion

--北西から見る青蓮寺--
別名    
交通 東武伊勢崎線「太田駅」からバス「備前島入口」下車、徒歩5分。
または東武伊勢崎線「木崎駅」から徒歩25分。
築城年代 平安時代末期
築城者 源義国
形式
主な城主 新田義重・岩松氏
新田、足利氏の祖である源義家3男源義国はこの地岩松(当時はいぬま)に居住し、現在の青蓮寺境内を中心とした一帯がその跡とされる。そしてその子新田氏初代新田義重もこの地に居住し、南方に石清水八幡宮を勧請したと伝えられる。
1224年(貞応3)新田氏2代義兼の娘と、足利氏初代義康の孫義純を父母とする岩松時兼は、義兼の後家、新田尼から岩松郷を譲られると、1226年(嘉禄2)鎌倉幕府より岩松郷地頭職に任ぜられ、岩松氏を称し、以後代々岩松氏居館となった。
青蓮寺本堂裏手、藪の中に土塁・堀が残されている。

参考文献 「現地案内板」
                        「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年2月