秦楽寺城

秦楽寺城じんらくじじょう
奈良県磯城郡田原本町大字秦庄
Mapion

--秦楽寺--
別名 秦楽寺環濠
交通 近鉄橿原線「笠縫駅」から徒歩5分。
築城年代       
築城者 秦氏
形式 平城(環濠集落)
主な城主 秦氏
秦楽寺は647年(大化3)聖徳太子の家臣であった秦河勝により創建されたと伝えられる。
付近一帯は大字秦庄といい、秦氏の居住地であった。後に秦楽寺門前には秦河勝の末裔と称していた金春氏の屋敷があったとされる。
二条宴乗記」に、1570年(元亀1)9月、松永久秀が秦楽寺城に進出し、十市郷の焼亡作戦を指揮したという記事がみられる。
秦楽寺北側に環濠が残り、また境内にある池の周囲には土塁と思われる土盛りが確認できる。

参考文献 「現地案内板」
                         「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 1
2009年7月