寺前城

寺前城じぜんじょう
滋賀県甲賀市甲南町新治
Mapion

--北西から城址遠望--
別名           
交通 JR草津線「甲南駅」から徒歩40分。
築城年代 戦国時代後半頃か
築城者              
形式 平山城
主な城主            
文献記録類は残されておらず築城者・年代共に不明だが、現在見られる遺構から16世紀後半頃の築城と考えられる。
近世の用水池である大谷池西側丘陵先端部に位置し、南側尾根伝いの村雨城とは一体的なものであったと推定される。城址は藪になっているが、北側から主郭に至る大きく屈曲した進入路等、技巧的な工夫が伺え、1568年(永禄11)織田信長の上洛に伴い、守護六角氏が甲賀杉谷へ逃れた事による軍事的緊張が要因と考えられている。
土橋 土橋脇空堀 主郭西虎口
主郭 主郭南堀切 東側に見える大谷池

参考文献 「近江の山城ベスト50を歩く サンライズ出版」
     「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年10月