城興寺城

城興寺城じょうこうじじょう
京都府京都市南区東九条烏丸町
Mapion

--城興寺--
別名       
交通 地下鉄烏丸線「九条駅」から徒歩1分。
築城年代 1113年(永久1)
築城者 藤原忠実
形式 寺院
主な城主       
1113年(永久1)太政大臣藤原信長の邸宅であったこの地を伝領した知足院関白藤原忠実により寺院とされた。後に以仁王が当寺を伝領するが、1179年(治承3)平氏に奪われた為、翌年の以仁王の挙兵に繋がったと考えられている。
中世を通じて延暦寺の管理に属したが、1504〜20年(永正年間)近隣の土豪である石井氏や坊城俊名等がこの寺領を度々侵害し、幕府がその行為を停止するよう命じている。
発掘により室町時代後期の壕跡が見つかっており、度重なる戦乱による自衛の必要から城郭化したものと考えられている。

参考文献  「京の城 洛中洛外の城郭 京都市文化市民局文化部文化財保護課」
訪城回数 1
2017年4月