上遠野城

上遠野城かどおのじょう
福島県いわき市遠野町上遠野
Mapion
八幡神社地図

--本丸南下石垣--
別名 八潮見城
交通 JR常磐線「湯本駅」からバス「上遠野小」下車。
南東麓に建つ八幡神社から登山道があります。
築城年代 室町時代?
築城者 上遠野氏
形式 山城
主な城主 上遠野氏
陸奥国磐城の国人衆の一人、上遠野氏居城。1189年(文治5)源頼朝による奥州征伐で活躍した小山朝政は、勿来の関北部の菊田荘を与えられた。その後朝政の子孫秀時は入上遠野(入遠野)に日ノ澤城を築き、上遠野と称すと、室町時代、郡内の統一によりこの地に居城を移したという。
やがて上遠野氏は岩城氏配下となり、1615年(元和1)一国一城令により上遠野城は廃城となった。
南東麓に建つ八幡神社から登山道があり、主郭部に至る尾根上に曲輪や堀切が残されている。主郭部は複数の段曲輪から構成され、一部石積みも確認出来る。ここから北西に向かうと物見台・しのぶ平・亀の子石(のろし台)を経てもう一つの登山口である上遠野公民館前まで綺麗に整備されたハイキングコースが通っており、公民館駐車場にパンフレット・案内板が設置されている。
南東麓に建つ八幡神社 堀切 虎口
本丸東曲輪 本丸下堀切 本丸下虎口・門跡
本丸 本丸土塁 本丸西曲輪
井戸跡 本丸西曲輪虎口 物見台北西堀切

参考文献 「現地案内板」
            「現地設置パンフレット」
訪城回数 1
2014年9月