金売吉次屋敷

金売吉次屋敷かねうりきちじやしき
京都府京都市上京区桜井町
Mapion

--首途八幡宮--
別名           
交通 京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」から徒歩15分。
築城年代 平安時代末期
築城者 金売吉次
形式 屋敷
主な城主 金売吉次
1174年(承安4)鞍馬寺に預けられていた遮那王(源義経)を奥州平泉の藤原秀衡の元へ手引きしたとされる金売吉次(橘次)屋敷跡。
金売吉次という人物について、「義経記」は毎年奥州へ下る「金商人」、また三条に住む「大福長者」で名を「吉次信高」とし、「平治物語」は後に義経の郎党となった堀弥太郎景光の前身としているが、不明な点も多い。
首途八幡宮は1174年(承安4)3月3日夜明け、鞍馬寺を出奔した義経が参拝し、旅の安全と武勇上達を祈願して旅立ち(首途)したという伝承が残るが、この地に吉次屋敷があったと伝わる。境内には源義経奥州首途之地碑が建立されている。

参考文献 「現地案内板」
               「歴史群像シリーズ 学研」   
訪城回数 1
2016年4月