蟹田台場

蟹田台場かにただいば
青森県東津軽郡外ヶ浜町蟹田
Mapion

--台場跡から東側の眺め--
別名 観瀾山館・館の鼻
交通 JR津軽線「蟹田駅」からから徒歩25分。
築城年代 1811年(文化8)
築城者 弘前藩
形式 台場
主な城主 弘前藩
1796年(寛政9)三厩沖に外国船が現れた事に始まり、北方海域に頻繁に出没してきた事から、弘前藩は海岸防備を重視、1811年(文化8)6月、この地に台場を設けた。
1843年(天保14)6月、蟹田町奉行所に大筒役3名、同心2名を増員し、沿岸の防備を固めた。
現在台場跡は観瀾山公園となっている。元々この地には蝦夷館(チャシ)があったとされるが、台場造成の為、遺構のほとんどが破壊されたという。

●蟹田奉行所
1669年(寛文9)弘前藩主4代津軽信政の頃に置かれたとされる。
1843年(天保14)6月には台場警護の役も加わり、銃器等も備えられた。
観瀾山入口 台場跡から南側の眺め Mapion
蟹田町奉行所跡

参考文献 「現地案内板」
                       「青森県の中世城館 青森県教育委員会」
訪城回数 1
2014年9月