埼玉県志木市柏町3丁目
城址案内板地図
--志木第三小前に立つ城址標柱--
| 別名 | 引又城・志木館 |
| 交通 | 東武東上線「柳瀬川駅」から徒歩15分。 |
| 築城年代 | 室町時代 |
| 築城者 | 大石氏 |
| 形式 | 平城 |
| 主な城主 | 大石氏 |
| 平安時代には四面長者長勝の館だったといわれ、1289年(正応2)には二階堂土佐守が居城したとも伝えられる。 室町時代に入り、高月城主大石顕重の持城となり、1521〜27年(大永年間)大石信濃守により改修され、本丸・西の丸・二の丸・三の丸が設けられたと伝えられる。 1546年(天文15)川越夜戦後、大石氏は後北条氏に従い、1573〜92年(天正年間)には大石越後守直久が城主であったとされる。直久は1581年(天正9)駿河国獅子浜城の守将を命じられて武田・今川氏に対処し、1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際にも獅子浜城で奮戦している。またこの時柏の城も豊臣勢に攻め落とされたとされる。そして徳川家康が関東に入国すると、家臣福山月斎が地頭としてこの地に居住したという。 志木第三小敷地が本丸で案内板・標柱が立つ。そして東側の住宅地が二の丸、西側の長勝院跡が西の丸、南側が三の丸で、宅地化により遺構のほとんどが失われているが、僅かに三の丸跡に立つマンションの南側に堀跡が確認出来る。 |
 |
 |
 |
| 志木第三小学校 | 西の丸(長勝院跡) | 西の丸(長勝院跡)・旗桜 |
 |
 |
 |
| 堀跡�� | 堀跡�� | 城址北を流れる柳瀬川 |
「続・埼玉の城址30選 埼玉新聞社」
「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年10月
