神奈川県足柄上郡山北町川西
--伝櫓台跡に立つ案内板--
| 別名 | 新庄城・新荘城・新城 |
| 交通 | JR御殿場線「谷峨駅」から徒歩30分。 |
| 築城年代 | 戦国時代 |
| 築城者 | 後北条氏 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 遠山景政 |
| 築城年代は不明だが、駿河へ通じる「御厨古道」を監視する為、後北条氏により築かれたと推定され、発掘により道跡が見つかっている事から城内に古道を取り込んだ「関所」の役割を持っていたと考えられている。 1561年(永禄12)武田信玄が小田原を攻めた際、周辺諸城と共に落城した記録が残り、また1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際には遠山景政が守っていたが、徳川家康配下の甲州勢に攻められ、雑兵31人が討ち取られ落城したと伝わる。 現在案内板が立つ最高所は櫓台跡と伝わり、江戸時代の絵図によればここから谷を挟んで南東ピークが本城とされる。本城一帯のほとんどが茶畑となっており、遺構の確認は困難だが、絵図に描かれた縄張りは現在の農道の形等、かなり一致する様で僅かに堀の痕跡が残る。 |
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| 南東から城址遠望 | 蔵曲輪・本城間空堀跡 | 本城西空堀跡�� |
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| 本城西空堀跡�� | 土橋・篠窪民部屋敷跡 | 伝櫓台跡に残る石積み |
「神奈川中世城郭図鑑 戎光祥出版」
訪城回数 1
2014年10月
