小沢古城

小沢古城こさわこじょう
神奈川県愛甲郡愛川町角田
Mapion

--東から城址遠望--
別名       
交通 JR相模線「上溝駅」から徒歩50分。
築城年代 平安時代末期か
築城者 小沢氏
形式 山城
主な城主 小沢太郎某
武蔵七党の一つ横山党小沢氏が居城したとされる。
1213年(建暦3)和田合戦において、小沢氏は和田義盛に加勢し滅亡した。
室町時代に入ると、南方の小沢城に金子氏が在城したが、この時古城は出城として取り立てられたものと考えられる。
また1477年(文明9)長尾景春の乱において、太田道灌は金子氏の立て籠もる「小沢要害」を攻め落としたというが、この古城である可能性もある。
西・北側は採土によって、東側は県道拡幅によって破壊されており、遺構ははっきりしない。
還浄寺 南尾根 堀切状の地形

参考文献 「現地案内板」
               「神奈川の城 朝日ソノラマ」
                     「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2010年5月