草路城

草路城くさじじょう
京都府京田辺市草内宮ノ後
Mapion

--城址碑--
別名 草内城
交通 近鉄京都線「興戸駅」から徒歩15分。
築城年代 1469〜87年(文明年間)
築城者 遊佐兵庫
形式 平城
主な城主 遊佐兵庫
草内小に隣接する咋岡神社が城址。
草内集落はかつての条里集落で、古くから草内の渡しと呼ばれた木津川の渡しがあり、河内・山城・近江が結ばれる、古来の東西交通路の要衝であった。
大乗院寺社雑事記」に「1482年(文明14)畠山義就方の山城打入りを察した畠山政長は、草路城に遊佐兵庫を大将とする軍勢を派遣し備えたが、義就勢は草路城を攻め落とし数十人を切腹させた」という趣旨の記述がある。
咋岡神社周囲には堀跡の水路が流れ、境内には土塁が残されている。
堀跡である水路 南から遠望

参考文献 「現地案内板」
                        「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2009年5月