真壁陣屋

真壁陣屋まかべじんや
茨城県桜川市真壁町真壁
Mapion

--神武遙拝所--
別名   
交通 JR水戸線「岩瀬駅」からバス「下宿」下車。
築城年代 1611年(慶長16)
築城者 浅野長重
形式 陣屋
主な城主 浅野長重
1606年(慶長11)浅野長政が真壁・筑波郡を隠居料として入封し、真壁藩が成立、1611年(慶長16)長政の跡を継いだ3男長重が入封し、この地に陣屋を構えた。
1622年(元和8)長重が笠間城に移ると真壁領の内、桜川の東は笠間藩領、西側は幕府直轄地となり、以後は笠間藩の飛び地となった。
明治に入り、陣屋は廃止となり、建物は真壁小学校や役場に利用された。
真壁伝承館や神武遙拝所付近が真壁陣屋跡の中心地。真壁伝承館の建設に伴い、行われた発掘調査により堀や水路等が見つかっており、その跡が平面表示されている。また周辺は真壁伝統的建造物群保存地区となり、江戸時代末期から昭和前期の様々な種類の伝統的な建物が建ち並ぶ。
真壁伝承館 神武遙拝所 真壁伝統的建造物群保存地区

参考文献 「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
  「図説 茨城の城郭 国書刊行会」
訪城回数 1
2022年1月