松平城

松平城まつだいらじょう
愛知県豊田市松平町三斗蒔
Mapion

--本丸に立つ城址碑--
別名 郷敷城
交通 名鉄三河線「豊田市駅」からバス「松平郷」下車。
築城年代 1394〜1427年(応永年間)
築城者 松平親氏
形式 山城
主な城主 松平信広
1394〜1427年(応永年間)松平氏始祖である松平親氏により築かれた。
1421年(応永28)頃、2代泰親が子(又は甥)信広・信光と共に岩津城を攻め落として本拠とし、信光がその跡を継いだ。一方この合戦で負傷した信広は松平城主となり、松平郷松平家(松平太郎左衛門家)を継ぐと、その子孫も代々松平郷に留まり、442石取りの交替寄合旗頭となった。
1592〜96年(文禄年間)頃、廃城になったといわれる。
小規模で見所はそれ程多く無いが、後の徳川家康に繋がる松平氏勃興の地として、松平館と併せて一見の価値はある。
西曲輪に建つ社殿 西曲輪櫓台跡 三の丸
二の丸 本丸 本丸東下横堀
本丸南下堀切 本丸西下に残る井戸 城址南側を通る新城街道(301号線)
中央左に見える山が城址

参考文献 「現地案内板」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年1月