都之城

都之城みやこのじょう
宮崎県都城市都島町
Mapion

--本丸に建つ歴史資料館--
別名 鶴丸城・都城
交通 JR日豊本線「西都城駅」から徒歩20分。
築城年代 1375年(永和1)
築城者 北郷義久
形式 山城
主な城主 北郷氏・伊集院忠真
北郷氏歴代居城。
1352年(観応3)筑前・金隈の合戦の功により、足利尊氏から島津荘北郷を与えられた島津宗家4代忠宗の6男資忠を祖とする。資忠は薩摩迫に居を構え、北郷氏を称し、1375年(永和1)その子義久がこの都之城を築いた。以後都之城は12代忠能まで240年間北郷氏本城となり、都城の地名の由来となる。
1595年(文禄4)北郷氏が宮之城に移封されると、代わって伊集院忠棟が都之城領主となる。
1599年(慶長4)忠棟が伏見で島津忠恒に討たれると、その子忠真が都之城12外城に拠って島津宗家と争った。「庄内の乱
庄内の乱後、再び北郷氏が復帰し、1615年(元和1)一国一城令により廃城となると、12代忠能は下城し、領主館を築いた。
復元された大手門 本丸西空堀 本丸から東、都城市街方面

参考文献 「現地案内板」
                        「大分・宮崎・愛媛の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2008年1月
2011年9月