村上城

村上城むらかみじょう
新潟県村上市本町
Mapion

--本丸石垣--
別名 本庄城・舞鶴城
交通 JR羽越本線「村上駅」から徒歩30分。
築城年代 室町時代
築城者 本庄氏
形式 山城
主な城主 本庄繁長・村上頼勝・堀直寄
本庄城は室町時代以来、この地方の地頭本庄氏の根拠地であったが、1598年(慶長3)村上頼勝が12万石で入部すると、本庄城を修築して村上城と改称した。
1618年(元和4)村上忠勝が改易になると、堀直寄が入り、村上城は更に大改修され、城下町も整備された。
1642年(寛永19)堀氏除封の後は、目まぐるしく城主が変わり、明治維新に至るが、1868年(明治1)北越戊辰戦争の際、全城郭が焼亡した。

●本庄城
村上城以前の本庄城は、近世村上城と本丸の位置はほぼ一致するが、石垣は用いられなかった。
本庄城をめぐる攻防は1507年(永世4)以降、60年間に3度あり、中でも1568年(永禄11)は激戦で、城主本庄繁長は上杉謙信に攻められながらも、篭城戦を展開し、落城することはなかった。
村上城東側斜面には現在も中世村上城の遺構が確認出来る。
城主居館跡 一文字門跡 四ツ門跡石垣
調練場跡 靱櫓跡 靱櫓跡石垣
東門跡 坂中門跡・土塁
奥は鉄砲倉
御鐘門跡
内側から見る御鐘門跡 本丸虎口 本丸
本丸下・出櫓跡 本丸からの眺め 天守跡石垣

本庄城
大竪堀 井戸跡か 虎口
虎口脇横堀 土塁 下から見る大竪堀

参考文献 「現地案内板」
                        「新潟・富山・石川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年4月