名護城

名護城なごじょう
沖縄県名護市名護
Mapion


--城址標柱--
別名 名護城(なんぐすく)
交通 「名護バスターミナル」からバス「名護城入口」下車。バス停から
徒歩15分。
築城年代 14世紀頃か
築城者 名護按司
形式 山城
主な城主 名護按司
14世紀頃、今帰仁系統の名護按司が、今帰仁から分かれ、この地に築城したとされ、周辺の丘陵(城村)には按司の統治する領民が住んでいた。
16世紀初頭、尚真王が中央集権化を図り、各領地を支配する按司を集めると、名護按司も一族と共に首里へ引き揚げた為、残された城村の領民はそれぞれ思い思い平地へ移住しており、名護人発祥の地とされている。
名護城はグスク特有ともいえる石積みが全く見られず、また堀切が設けられた珍しい城で、グスクとして見ると遺構は寂しいが、貴重な城跡である。
西下に建つ拝殿 南下を通る登山道 主郭
主郭東堀切
更にこの奥にも堀切があり、二重に
なっているようだが藪がひどい。
北西下に建つ掟神屋 中腹から見る名護市内

参考文献 「現地案内板」
                     「北海道・沖縄の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年3月