中野城山

中野城山なかのしろやま
東京都中野区中野1丁目
Mapion

--案内板・谷戸運動公園--
別名  
交通 JR中央本線「中野駅」から徒歩15分。
築城年代 1469〜87年(文明年間)
築城者 平重俊
形式 平山城
主な城主 堀江氏
城の創建については明らかではないが、1486年(文明19)京都の僧であった堯恵がこの地を訪れており、著「北国紀行」の中で、平重俊という武士が城を構えていたらしい事が伝えられている。
戦国期には土豪堀江氏が居住し、小田原北条氏領中野五郷を治める小代官を務めていた。
一説に平安時代の武士平忠常の城砦跡、あるいは太田道灌の砦跡ともいわれている。
昭和の初め頃までは谷戸運動公園裏に土塁が残されていたと伝えられるが、現在は宅地化され遺構はない。

参考文献 「現地案内板」
                    「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
                      「多摩の古城址 武蔵野郷土史刊行会」
訪城回数 1
2008年8月