中野長者屋敷

中野長者屋敷なかのちょうじゃやしき
東京都中野区本町2丁目
Mapion

--成願寺・鈴木九郎長者塚--
別名 鈴木九郎屋敷
交通 地下鉄丸ノ内線・都営大江戸線「中野坂上駅」から徒歩5分。
築城年代 1394〜1428年(応永年間)
築城者 鈴木九郎
形式
主な城主 鈴木九郎
紀伊熊野権現の別当を代々務め、その後武家となった鈴木氏の末裔である鈴木九郎屋敷跡。
領地権力を奪い合う世に愛想をつかせた九郎は新地開拓を志しこの地を訪れ、やがて財を成し、中野長者と呼ばれるようになった。
1424年(応永31)小笹という一人娘を亡くすと、九郎は正蓮と名乗り仏門に入った。以降自邸に寺を建て正観寺と称し、これが現在の成願寺であり、1440年(永享12)3月27日、九郎は69才で没した。

参考文献 「現地案内板」
                    「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年8月