行方氏館

行方氏館なめかたしやかた
東京都大田区蒲田2丁目
Mapion

--円頓寺--
別名  
交通 京急本線「京急蒲田駅」から徒歩15分。
築城年代 戦国時代
築城者 行方直清
形式
主な城主 行方直清
戦国時代、後北条氏に従い、六郷領を支配した行方氏館。行方氏は桓武平氏の流れを汲む常陸国行方郡の出で、はじめ上杉氏、後に後北条氏に仕えたという。
1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原城攻めの際、行方弾正直清は豊臣勢と戦い討死したといわれる。直清の弟は池上本門寺に逃れて出家すると日芸と名乗り、その後兄の菩提の為、館址に円頓寺を建立したとされる。
現在遺構は何もないが、近年まで内堀が残されていたという。境内に行方弾正直清供養塔が建つ。
案内板 行方直清供養塔 南を流れる新呑川

参考文献 「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
         「武蔵の古城址 武蔵野郷土史刊行会」

訪城回数 2
2008年6月
2023年6月