千葉県香取郡多古町南並木
--主郭北空堀--
| 別名 | 南並木城 |
| 交通 | 各線「空港第2ビル駅」からバス「道の駅多古」下車。 バス停から徒歩25分。 |
| 築城年代 | 南北朝時代か |
| 築城者 | |
| 形式 | 平山城 |
| 主な城主 | 飯田三左衛門 |
| 築城年代は不明だが、1339〜40年(暦応2〜3)と推測される年未詳の「悟円書状」の土橋城合戦の様子の前に「並木の城」の記述がみられる。 城主は千葉氏家臣である飯田三左衛門と伝えられ、1582年(天正10)頃、飯土井合戦で討死した飯田右衛門・弾正兄弟はその子孫で代々並木城を守った。また他の一族は合戦後も並木城周辺に住み、その後帰農して並木十二軒党と呼ばれている。 南並木集落背後、栗山川と借当川の合流する水田地帯を臨む台地先端に位置し、多古町内の中世城郭で最も遺構が良く残されている。台地南西隅の主郭は北・東に空堀・土塁が設けられ、北側は二重になっており、南には桝形虎口が2か所確認出来る。主郭東・北側は一面耕地になるが、一部土塁や空堀がみられ、外郭の存在も考えられている。 |
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| 北郭 | 東郭 | 主郭北に立つ案内板 |
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| 主郭北空堀�� | 主郭北虎口・土橋 | 主郭北空堀�� |
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| 主郭北空堀�� | 主郭 | 主郭北東櫓台 |
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| 主郭東空堀 | 主郭南桝形虎口 | 西から城址遠望 |
「房総の古城址めぐり 有峰書店」
「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2021年11月
