並木屋敷

並木屋敷なみきやしき
岩手県奥州市衣川区並木前
Mapion

--屋敷跡・案内板--
別名 衣川柵・並木衣川館
交通 JR東北本線「平泉駅」から徒歩40分。
築城年代 1045年(永承1)
築城者 安倍頼時
形式 平城
主な城主 安倍氏
平安時代、陸奥国奥六郡(胆沢・江刺・和賀・稗貫・紫波・岩手)を領し、俘囚の長を称した安倍頼時が1045年(永承1)上衣川の安倍館から当時桜並木によって囲まれていたとされるこの地に本拠を移し、居城とした。
前九年の役最後の年である1062年(康平5)安倍貞任の撤退までの18年間安倍氏政庁として続き、安倍氏が滅亡すると、代わって奥六郡を支配した清原武則、武貞、真衡の居館となる。
衣川柵とも称されるが、これは清原氏支配になってからの事という。

参考文献 「歴史群像シリーズ 学研」
                 「青森・岩手・秋田の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年8月