南都奉行所

南都奉行所なんとぶぎょうしょ
奈良県奈良市北魚屋西町
Mapion

--大学東側正門付近--
別名 奈良奉行所
交通 近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から徒歩5分。
築城年代 1603年(慶長8)
築城者 大久保長安
形式 陣屋
主な城主 中坊飛騨守秀政
1600年(慶長5)大久保長安は奈良派遣奉行衆統轄の職に就き、1603年(慶長8)から翌9年にかけて、現在の奈良女子大構内に相当する位置に奉行所が建設された。
大学正門の位置に奉行所の門があり、表の南北に通る道の両端に木戸口が設けられていたとされるが、遺構は何も残されていない。
元々この付近には戦国期に松永久秀が三好三人衆や筒井順慶らとの争いの中で築いた宿院城があったという。

参考文献 「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 2
2008年12月
2009年2月