夏見城

夏見城なつみじょう
千葉県船橋市夏見6丁目
Mapion

--長福寺--
別名  
交通 JR総武本線「船橋駅」から徒歩25分。
築城年代   
築城者    
形式 平山城
主な城主 夏見加賀守政芳か
東方600メートルの米ヶ崎城と谷津を挟んで対峙する夏見台地東突端に位置し、現在城址は大部分が長福寺境内となっている。
城歴は不明な点が多いが、立地から谷津奥にあるこの地域の中核的な城であったと思われる高根城への入口を、米ヶ崎城と連携し監視する役割を持っていたと考えられる。
長福寺縁起」に、同寺は1558〜70年(永禄年間)夏見加賀守政芳が再興したとある。この夏見加賀守政芳は1563年(永禄6)37歳で戦死し、法名を瑞興院殿長福道栄大居士としたと伝えられており、当城主と何らかの関係があったのではないかと考えられている。
長福寺付近が城址で、本堂背後に土塁が残されている。
城址南西、長福寺へ続く道 長福寺

参考文献 「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
   「東葛の中世城郭 崙書房出版」
訪城回数 1
2008年5月