沼田城

沼田城ぬまたじょう
神奈川県南足柄市沼田
Mapion

--南東から城址遠望--
別名  
交通 伊豆箱根鉄道大雄山線「相模沼田駅」から徒歩10分。
築城年代 室町時代
築城者 沼田左衛門尉・大森氏頼(寄栖庵)
形式 丘城
主な城主 大森氏
明神ヶ岳から東に延びる尾根裾、城山と称される先端部に位置し、1410年頃(応永年間)波多野氏一族の沼田左衛門尉が居住していたと伝わる。
1429〜41年(永享年間)頃、足柄北部に勢力を張った大森氏の持城になったと考えられる。
記録には無いが、1495年(明応4)藤頼が北条早雲に小田原城を追われた後も、沼田城は破棄されず、後北条氏に利用されたと推定される。
南側は畑や住宅地となっている。北側斜面には比較的良好に遺構が残されているようで、夏草が生い茂り散策できなかったが、西から北麓に下る道(古道か)沿いからは段郭や堀状の地形が僅かに確認できる。
西念寺南にある八乙女神社
出郭又は居館跡であったと考えられる
南側の道は堀跡か 本郭

参考文献 「日本城郭全集 人物往来社」
            「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年9月