大井城

大井城おおいじょう
長野県佐久市岩村田
Mapion

--北から湯川越しに見る王城--
別名 岩村田館
交通 JR小海線「岩村田駅」から徒歩15分。
築城年代 鎌倉時代初期
築城者 大井朝光
形式 平山城
主な城主 大井氏
佐久東部を中心に栄えた大井氏宗家城館跡とされる。東は湯川の断崖、西は南北に走る田切によって形成された台地に位置し、王城を中心に堀切によって三区分され、北は築城年代が最も古いとされる石並城、南は黒岩城と並び合わせて大井城(岩村田館)と呼ばれる。
1484年(文明16)大井城は村上氏に攻められ落城、大井氏宗家は滅亡した。
その後支族により再興されるが、武田氏の支配下に入り、武田氏滅亡後は徳川家康方依田信蕃の支配下に置かれ、やがて廃城となった。
切り通し 王城(王城公園) 王城・石並城間堀切状地形

参考文献 「現地案内板」
                    「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2007年4月