岐阜県恵那市大井町 --北側下を流れる小川-- |
別名 | |
交通 | JR中央本線「恵那駅」から徒歩10分。 |
築城年代 | 1429〜41年(永享年間) |
築城者 | 大井遠江守行秀 |
形式 | 平城(段丘城) |
主な城主 | 藤井宗常 |
大井城の歴史は不明な点が多いが、永享の乱で7代美濃守護土岐持益が同族の原行秀に築かせた事が始まりといわれ、名も大井遠江守と改めたという。 戦国時代には藤井宗常が城主となり、岩村城支城としての役割を持っていたが、1572年(元亀3)武田方秋山信友によって岩村城が落城すると、翌天正1年には周辺諸城と共に大井城も落城した。この時信友によって改修されたものと考えられる。 1575年(天正3)織田信忠が岩村城を奪回した際、大井城も落城し、その後廃城となった。 現在城ヶ丘と呼ばれる台地には学校が建ち、遺構は見当たらないが、大井小・恵那高間道路付近は堀割と呼ばれている。 |