千葉県山武郡横芝光町坂田
--坂田池対岸から城址遠望--
| 別名 | 市場城 |
| 交通 | JR総武本線「横芝駅」から徒歩30分。 |
| 築城年代 | 14世紀中頃 |
| 築城者 | 千葉氏 |
| 形式 | 平山城 |
| 主な城主 | 三谷胤興・井田胤徳 |
| 14世紀中頃、千葉氏により築かれたと伝えられ、その後千葉氏重臣である三谷胤興(信慈入道)の居城となった。 1555年(弘治1)以降、大台城主井田因幡守友胤が三谷氏の内紛に乗じて胤興を討ち、坂田城へ移ったという。 以後井田氏は栗山川流域一帯に勢力を振るう在地領主として成長する。また井田氏は後北条氏に属し、千葉・原・高城・両酒井・大須賀の諸氏と共に「佐倉衆」と呼ばれ、後北条氏の関東支配における最前線に動員された。 1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際、友胤の子である胤徳は小田原城に籠もり、城主不在の坂田城は無血開城したと考えられる。その後井田氏は水戸へ逃れ、武田信吉に仕えたと伝えられる。 連郭式の城郭で、大半が耕地となっているが、それぞれを区切る空堀や土橋が良く残されている。規模も非常に大きく、井田氏の当時の勢力から見て余りにも巨大な事から里見氏に対する後北条氏方の武士団が集結する拠点であったと考えられている。 |
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| 大手二重空堀�� | 大手二重空堀�� | 四の丸 |
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| 三の丸虎口 | 三の丸 | 三の丸土塁 |
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| 姫塚 | 二の丸土橋 | 二の丸空堀�� |
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| 二の丸空堀�� | 本丸土橋 | 本丸 |
「房総の古城址めぐり 有峰書店」
「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年11月
