千光寺山城

千光寺山城せんこうじやまじょう
広島県尾道市東土堂町
Mapion

--山頂に立つ展望台--
別名 権現山城
交通 JR山陽本線「尾道駅」から徒歩20分。
築城年代 1558〜70年(永禄年間)
築城者 杉原元清
形式 山城
主な城主 杉原氏
1558〜70年(永禄年間)杉原元清により築かれたと考えられる。
1573〜92年(天正年間)鷲尾山城から元清の子である元恒が眼下の尾道港を取り締まる為、この地に移るが、1591年(天正19)元恒の子広盛の時、豊臣秀吉による山城停止令が出され、再び鷲尾山城山麓に居館を構えて移り、千光山城は廃されたといわれる。
現在城址は千光寺公園として整備されており、大きく改変されている。明確な遺構は確認出来ないが、北側にある八畳岩は当時の物見台という。
山頂 展望台から見る尾道水道 千光寺

参考文献  「中国地方の中世城館 広島県教育委員会」
  「広島・岡山の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2018年7月