白川城

白川城しらかわじょう
福島県白河市藤沢山
Mapion

--本丸下に立つ城址碑--
別名 搦目城
交通 JR東北本線「白河駅」から徒歩30分。
築城年代    
築城者 結城祐広
形式 山城
主な城主 白河結城氏
1189年(文治5)源頼朝による奥州征伐の後、結城朝光は白川庄を与えられ、孫の祐広の時、この地に本拠を移した。白川城の詳しい築城年代は明らかではないが、この頃築かれたと考えられる。
1340年(興国1)頃、白河結城氏2代結城宗広(上野入道)の長男親朝は小峰城へ移り、別家小峰氏を興した。親朝の長男顕朝は本家白河結城氏を継ぎ、次男朝常は小峰氏を継ぐ。以後両家は共に栄えたが、やがて不和となる。
1573〜92年(天正年間)初め頃、白河結城氏12代義顕は小峰義親に追われ、小峰城が白河結城氏の本城となった。白川城の詳しい廃城時期については不明だが、この後廃城となったと思われる。
南側を通る登山道・曲輪跡か 堀切 本丸
本丸土塁 本丸下土塁 本丸南下曲輪

参考文献 「歴春ブックレット20 会津の城 歴史春秋社」
     「山形・宮城・福島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年5月