杉浦屋敷

杉浦屋敷すぎうらやしき
神奈川県平塚市東真土2丁目
Mapion

--屋敷跡碑--
別名        
交通 JR東海道本線「平塚駅」からバス「東真土」下車。
築城年代 室町時代末期か
築城者 杉浦藤左衛門か
形式 屋敷
主な城主 杉浦藤左衛門
小田原衆所領役帳」によると真土・今里は関弥次郎の所領とあるが、地元の伝承では後北条氏に仕えた杉浦藤左衛門がこの地に居住したという。1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際、藤左衛門はその先鋒と戦い、この地で一族と共に討死したと伝えられる。
一帯は宅地化されているが、一画に大山明王祠が建つ。これは日頃大山不動尊を信仰していた藤左衛門が屋敷内に分霊を祀ったものという。また大山明王祠東側には近年まで帯状の盛土とそれに沿った微低地があったとされ、土塁・空堀の痕跡と考えられている。
屋敷跡西側 屋敷跡 大山明王祠

参考文献 「現地案内板」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年4月