首里城

首里城しゅりじょう
沖縄県那覇市首里当蔵町
Mapion

--正殿--
別名 中山城
交通 ゆいレール「首里駅」から徒歩10分。
築城年代 14世紀末期
築城者 察度王統か
形式 平山城
主な城主 尚真王
詳しい築城年代や築城者については明らかでないが、14世紀末期頃、琉球国の首府が浦添から首里に移ったと考えられる察度王統頃に成立したと推定される。
1416年(1422年とも)尚巴志(しょうはし)が北山を攻略し、1429年南山を攻略して琉球統一を果たすと、首里城も府城として整備されたと考えられる。
1470年7代尚徳の時、革命により第一尚氏王統が滅ぶと、尚円(内間金丸)が王に推され、明治まで約400年続く第二尚氏王統が発足した。
第二尚氏王統は3代尚真王の頃に隆盛を極め、首里城は大規模に拡張される。
1609年(慶長14)7代尚寧王の時、薩摩国島津氏の侵攻を受けて衰退。1879年(明治12)2月、19代尚泰王が明治政府に首里城を明け渡すと、琉球王国470年の歴史に幕を閉じ、4月から沖縄県となる。
1945年(昭和20)沖縄戦により首里城は焼失するが、戦後復元が始まり、2000年(平成12)「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」の一つとして世界遺産に登録された。現在も復元・整備が継続されている。
北側城壁 久慶門 園比屋武御嶽石門
世界遺産
歓会門 端泉門から見る久慶門 漏刻門
広福門 共屋
万国津梁の鐘レプリカが
展示されている
正殿
正殿・南殿 正殿内御差床(玉座) 淑順門
淑順門 木曳門 西のアザナ(物見台)
西のアザナ(物見台)からの眺め Mapion
金城町石畳道
仲田殿内跡(仲田家屋敷)

参考文献 「現地案内板」
                     「北海道・沖縄の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年3月