多古陣場

多古陣場たこじんば
神奈川県小田原市扇町5丁目
Mapion

--白山神社--
別名 多古城
交通 小田急線「足柄駅」から徒歩10分。
築城年代 1590年(天正18)
築城者 織田信雄
形式 陣場
主な城主 織田信雄
1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原城攻めの際、この地に織田信雄の陣場があったと考えられ、白山神社から中学校東端付近が比定されている。そして白山神社・玉宝寺間の切り通し道は古来よりのもので堀として利用されていたと考えられる。
またここには陣場以前に後北条氏の小田原城北東の押さえとしての城が築かれていたとされ、玉宝寺の案内板には玉宝寺裏山尾根筋に多古城跡があったとあるが、現在は線路が分断し、向かい側も宅地化されている。

参考文献  「日本城郭全集 人物往来社」
             「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年2月