東家館

東家館とうげやかた
和歌山県橋本市東家2丁目
Mapion

--館跡--
別名         
交通 各線「橋本駅」から徒歩15分。
築城年代 室町時代か
築城者 畠山氏
形式
主な城主 畠山氏
室町時代、紀伊守護畠山氏の伊都郡奉行が設置された館。畠山氏以前、伊都郡には山名氏や大内氏の守護所が置かれていた可能性があり、また1371年(建徳2)南朝勢力が東家に政治拠点を置いていたとされ、関連も考えられる。
紀ノ川北岸、相賀台と呼ばれる舌状台地上に位置する旧橋本小学校跡地が館跡。市立橋本こども園建設に伴い行われた発掘により遺構が検出されたが、現在は埋め戻されている。館跡から北方台地上には詰城または物見と考えられる「中要害」・「上要害」があり、間を通るJR和歌山線は空堀跡と推定される。
館跡 館跡北側 中要害
北東に建つ宇佐八幡宮 館跡東側 東下にある大井戸
1805年(文化2)に掘られた

参考文献 「近畿の城郭 戎光祥出版」
                  「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 1
2018年7月