築館

築館つきだて
秋田県由利本荘市矢島町城内築舘
Mapion

--古峯神社--
別名                  
交通 由利高原鳥海山ろく線「矢島駅」から徒歩10分。
築城年代 鎌倉時代
築城者 畠山重忠か
形式
主な城主                  
子吉川左岸に位置する台地上に建つ古峯神社一帯が館跡。
八幡社縁起」によると、鎌倉時代、幕府の御家人として活躍した畠山重忠が馬草領地として矢島地方を統治した際、この地に代官所を置いたとされ、また1751〜63年(宝暦年間)に矢島藩郡奉行が記した「御領分覚書」にも「秩父の畠山重忠の代官所」とある。
明確な遺構は見当たらないが、かつては西南部に水堀があったといい、往時は台地半分近くを囲んでいたと考えられており、周囲にはその名残と思われる窪地が確認出来る。

参考文献 「秋田県の中世城館 秋田県文化財保護協会」
    「青森・岩手・秋田の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年9月