千葉県富津市竹岡
登山口地図
--横堀--
| 別名 | 百首城・百首の要害 |
| 交通 | JR内房線「竹岡駅」から登山口まで徒歩30分。 地図の地点、灯篭坂大師から登山道があります。 |
| 築城年代 | 1461年(寛正2) |
| 築城者 | 真里谷信興 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 真里谷信隆・信政、正木氏 |
| 1461年(寛正2)真里谷城を本拠とする真里谷信興が安房里見氏に備える為、峰上城と共に築城したとされ、その後真里谷(武田)信隆が城主となったといわれる。 1536年(天文5)頃、真里谷氏内紛により信隆は子信政らと共に一時椎津城に立て籠もり、後北条氏の援助を求めたが、小弓御所足利義明に攻められた為、信政は造海城、信隆は峰上城に分拠した。しかし峰上城は義明に攻められ、信隆も造海城に逃れる事となる。やがて造海城も義明の要請を受けた里見義堯に攻められ、その後和議が成立すると、開城した。この時信隆父子は義堯にこの付近の景色を詠んだ和歌百首を作れば開城するという条件を出し、義堯はたちまち百首を詠んで届けたという逸話が残り、百首城と呼ばれるようになったという。以後造海城は里見氏水軍の根拠地となり、正木氏が守っていたと考えられる。 大手口とされる灯篭坂大師から登山道がある。岩盤を割った大規模な横堀や石積みが良く残されているが、幕末城址に設けられた台場遺構も混在しているようである。また全く整備されておらず藪になっている為、夏場の散策は困難と思われる。 |
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| 南から城址遠望 | 大手口 | 石列 |
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| 横堀 | 曲輪跡 | 石積み |
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| 帯曲輪跡 | 石積み | 水堀�� |
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| 水堀�� | 石段は遺構か | 南側には幕末砲台が築かれた |
「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年1月
