矢部館

矢部館やべやかた
神奈川県相模原市中央区上矢部5丁目
Mapion


--土塁--
別名 矢部氏居館
交通 JR横浜線「矢部駅」から徒歩15分。
築城年代 鎌倉時代か
築城者 矢部氏
形式 平地構
主な城主 矢部氏
武蔵七党の一つ横山党、横山新大夫孝兼の孫、義兼居館跡とされる。
1213年(建暦3)矢部義兼は和田合戦で討死している。
矢部氏の名は1416年(応永23)上杉禅秀の乱の際、「矢部伊与守・嫡子三郎」という人物がいたと「鎌倉大草紙」にもみえるが、この館との関係は明らかではない。
上矢部の板碑(上矢部3-12)
1303年(乾元2)に立てられた板碑で
鎌倉時代この地に館を構え1213年
(建暦3)和田合戦で討死した矢部義
兼の供養碑といわれ後年遺族等に
よって立てられたものと考えられる。

参考文献 「現地案内板」
                     「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2007年8月