網戸城

網戸城あじどじょう
千葉県旭市イ
Mapion
東漸寺地図

--東漸寺--
別名 阿知戸城
交通 JR総武本線「旭駅」から徒歩20分。
築城年代 1394〜1428年(応永年間)
築城者 大橋山城守康忠
形式 平城
主な城主 木曽義昌
1394〜1428年(応永年間)北条氏家臣であった大橋山城守康忠により築かれたとされるが、以後の歴史についてはほとんど不明である。
1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めに際し、木曽福島城主木曽義昌は参陣しなかった為、徳川家康の関東入国後、子義利と共に1万石でこの地に転封された。
1595年(文禄4)義昌は56歳で没し、遺言により椿海に水葬されたが、この椿海はその後干拓され、現在の東漸寺北側の水田はその一部と伝えられる。
その後義利は改易となり、網戸城も廃城になったと考えられる。
網戸城の位置や規模についての詳細は明らかではないが、東漸寺は義昌が木曽家菩提寺として城の一画に建立したものとされ、周囲に堀跡?が残されている。また付近には「城の内」や「甚兵衛屋敷」等の地名も残る。
東漸寺
木曽義昌・夫人
木曽家代々供養塔
東漸寺西側堀跡? Mapion
木曽義昌公史跡公園・義昌墓所

参考文献 「現地案内板」
                  「房総の古城址めぐり 有峰書店」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年11月