愛媛県今治市上浦町甘崎 --西から古城島遠望-- |
別名 | 古城山甘崎城・天崎城・島ノ城 |
交通 | しまなみ海道「大三島IC」。 |
築城年代 | 671年(天智10) |
築城者 | 越智氏 |
形式 | 海城 |
主な城主 | 藤堂大輔 |
甘崎城の歴史は古く、671年(天智10)唐軍の侵攻に備える為、築城された事に始まるといい、日本最古の水軍城とされる。 その後天慶の乱における伊予海賊衆、源平合戦の頃の河野水軍、そして村上水軍時代の海賊衆の活躍まで、大きな役割を果たした。 更に文禄・慶長の役には瀬戸内水軍の出発基地となり、徳川氏時代に入ると、今治城主藤堂高虎の弟である藤堂大輔を配置し、築城させている。1691年(元禄4)この沖を航したドイツ人医師ケンペルは、帰国後に記した「日本誌」の中で、「海中よりそびゆる堡塁あり」と述べている。 島へ渡る定期便は無く、チャーター船を使うしかないようだが、年に数回の引潮の際、歩いて渡る事も出来るという。 |
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