京都府京都市上京区武衛陣町 --斯波氏武衛陣・足利義輝邸碑-- |
別名 | 斯波氏武衛陣・二条御所 |
交通 | 京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」から徒歩5分。 |
築城年代 | 室町時代 |
築城者 | 足利義輝・(斯波氏) |
形式 | 館(平城) |
主な城主 | 足利義輝 |
室町幕府の三管領筆頭であった斯波義将は、守護していた兵衛府の唐名から武衛と呼ばれていた。斯波氏は室町通り勘解油小路に邸宅を構えた為、「かでのこうじ殿」と呼ばれる事もあったが、いつしかこの地と邸宅は、武衛陣と呼称されるようになる。応仁の乱により武衛陣は焼失したが、現在も付近は武衛陣町と呼ばれている。 後年、室町幕府13代将軍足利義輝はこの地に邸宅を構え政務をとった。 しかし1565年(永禄8)5月松永久秀・三好三人衆に襲撃され、剣豪でも知られる義輝は抵抗するが討死し、邸宅も焼失した。 1569年(永禄12)織田信長は京都防衛の為、中央部に堅固な要塞の構築の必要性から武衛陣跡を拡張し、二条城を築城した。村井貞勝らを奉行として4月に完成、将軍足利義昭は同月14日に入城する。 |