番条城

番条城ばんじょうじょう
奈良県大和郡山市番条町
Mapion

--一堀--
別名 番条環濠
交通 近鉄橿原線「筒井駅」から徒歩25分。
築城年代 室町時代初期
築城者 番条氏
形式 平城
主な城主 番条長懐
佐保川東岸沿いに南北に三郭並ぶ長大な環濠集落。
番条氏は大乗院方の衆徒で、1414年(応永21)に上京した衆徒・国民交名にその名が現れて以来、多くの戦歴を残している。
応仁の乱以前は越智氏に属しており、1459年(長禄3)8月、筒井方に攻められると番条長懐父子は自焼没落し、共に籠城していた鞆田室重慶は八幡堀に落ちて死に、また郷民男女多数も堀に落ちて死んだという。
応仁の乱以後、番条氏は筒井氏に属し、筒井城と共に松永久秀方の手に落ちたが、1571年(元亀2)8月復帰している。

参考文献 「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 1
2008年12月